4 月
19
2009

プロジェクトキャンセル

約一年前に始まった相方の会社のPS3のゲーム制作のプロジェクトですが、佳境も佳境に入ったところで、プロジェクト自体がキャンセルになりそうな雰囲気です。

それも、クライアントの社内政治が理由で(>_<)!

今回のPS3のゲーム制作ですが、クライアントはアメリカの誰もが知っている有名なハリウッドの映画会社で、その映画会社で制作された映画のゲーム版を作るというものでした。

先月、最終データを納品し、クライアントに内容を確認してもらって、OKだったらPS3のソニーストアでダウンロード販売が開始される(パッケージ販売はしない)というものだったのですが、

クライアントの会社内で人事異動があり、新しいボスが旧体制を一掃するため、旧ボス時代に始められたプロジェクトを全てキャンセルしようとしているらしいのです。

クライアントの会社に在籍するこのプロジェクトのプロデューサーから、

「自分のボスが代わった。新しいボスはこのプロジェクトにお金を支払う気が全くない。せっかく最終データを納品してもらったけれど、どれだけ待ってもらっても我が社は返事をしないだろう。キャンセル料として、従来の納品額の1/3を支払うから、このプロジェクトのことは忘れて、他の会社の次のプロジェクトに取り掛かってほしい」

と言われてしまいました。

ゲームの完成形がすでに出来上がってるのに、ただ一言「OK」と言うだけですぐソフトを販売開始でき、支払い納品金額以上の収益が見込めるのに、前任者時代に始められたプロジェクトが成果を挙げたら前任者の手柄になるから、それをしたくないためにプロジェクト自体をキャンセルしたいなんて、なんなの?なんなの?

もう、超ガックリです。

Written by mae in: work | タグ:

4 件のコメント »

  • やす

    やっと作り上げたものが無駄になったって・・・きついね。
    仕事上は少なくないことなのかもしれないけど
    がっくりくるなぁ。お客さんの自分勝手な都合って
    腹が立つ! いったい何なんだろう?
    くじけないでね!

    Comment | 2009/04/25
  • teru

    本当に・・・。って、私だったら「それ本当?冗談は顔だけにして下さい」って相手の胸ぐらつかんでます、きっと。北米社会っていやらしいですね。こんなことがまかり通っていいのだろうか。旅行会社みたいにキャンセルの2日前とか代金の80%とか、そうゆうふうに契約条項に盛り込まれないのですか?出来上がったものを他に転用することもできないだろうし、秘密保持もあるし、そっちの都合なのにこっちがかぶるってどうゆうことですか。許されなーい。

    Comment | 2009/04/28
  • mae

    やっちゃん

    理由が納得いくものであったら、プロジェクトがキャンセルになってもビジネスには往々にそういうことがあるから仕方ないと飲み込むけど、今回のこれはちょっとありえないよね(´・ω・`)。

    でも北米社会ってこういうことが度々あるのですよ。日本だったら「道義的に許されないことはやらない」けど、こっちは「自分に利益が出るのなら、道義的に許されなくても、たとえ違法でも、やってしまえ!」という人がたくさん居て、だからトラブルが絶えず、何をやるにも契約書を書かされ、訴訟事も多いです。

    ま、実際ゲーム制作に関わった張の本人がすでにこれを消化し、今は次のプロジェクトに目を向けているからいいのだけど。

    Comment | 2009/04/29
  • mae

    teruさん

    もちろんプロジェクトの契約書はあります。今回の契約書は「リリース前のキャンセルは30%支払い」と明記されているため、30%しか支払いされないのです。

    出来上がったものを他の会社に売ることはできないけど(ゲームの中のキャラが特定の映画の登場人物のため)、せっかくここまで作ったので、データを少し修正して今後のマーケティングに使用するデモゲームに作り変えてます。

    過ぎ去ったことは仕方ない(´・ω・`)。
    いい勉強になったと諦め、次のプロジェクトを頑張ろう!

    Comment | 2009/04/29

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