3 月
30
2004
0

デブラ・ウィンガーを探して(2001)

「グラン・ブルー」「バッファロー’66」のロザンナ・アークエットが、自分と同世代の40代の女優34人に、家庭と仕事の両立、子育て、女優としての仕事について本音を語らせ、自らも母として女優としてどう生きていくかを探るドキュメンタリー映画です。最初パッケージを見て、「97分?短いなあ」と思ったけど、なんのなんの、内容的にはてんこ盛り。お腹いっぱいになります。

女優達が語る「家庭と仕事の両立」は、まだ未婚で子供もいない私にとっては未知の世界だけれども、いずれ私も結婚し子供を生み、仕事を続ける(つもりの)身として、とても考えさせられるものでした。というのは、それが遠い未来ではなくいずれ近いうちに自分も直面するだろうな、と思うからです。

私は、専業主婦は絶対無理な人間です。しかし自分の母親が、私がものごころつく前から働き、あまり家庭に気を回すことがなかった人なので、自分が家庭を持った時はせめて子供が中学校に上がるまで学校から帰ってきた時に家に居て、その日一日学校で起こった話を聞いてあげられるようにしたいと思っています(←理想中の理想)。

でも現実、それを可能にできるような都合のいい仕事を見つけられるとは思えないし(だから今、在宅で仕事をすることが可能な能力とキャリアを意識して仕事をしている)、もしかしたら自分も母親と同じように、将来家庭をかえり見ず子供に寂しい思いをさせながら自分の仕事に没頭してしまうんじゃないかという不安もあります。

家庭と仕事の両立、難しいんだろうなぁ。ジェーン・フォンダでさえも、「It’s really, really, hard.(ため息)」と言ってたし。

でも、34人の女優達は、仕事を選び満足した人、仕事を選び後悔した人、家庭を選び納得した人など34通りの人生があり、同じ職業に就いていながらもそれぞれ抱えている状況が全く違っており、そのうえで各々が「自分と家族にとってベストは何か」を真剣に考えて生きていました。

彼女達の発言に一貫しているのは、「どの時点で何を決断するか。その決断のために、自分がどういう人間で、何にプライオリティを置くべきかを知っていること」でした。

ああ、そうか。これに答えがあるんだな、と思いました。

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3 月
23
2004
1

青春の光と影

3、4年前、高校時代の部活仲間が一斉にマルチまがい(MLM)商法にハマりました。

私はキャッシュフローの概念から見て論理的におかしいその商法にもちろん乗ることが出来ず、静観するつもりで彼らと距離を置いていたところ、そんな私にしつこく勧誘をしてくるマルチ上位の男の子がいました。

彼は高校を卒業し、一度就職してから転職した先の会社が「先物取引」の会社で、そこで目の当たりにした「インチキな取引」を「これが社会だ」と勘違いし、自分が他人をMLMに誘うことで誘った相手の出資を搾取することを知っていながら、かつて“友人”と呼んでいた同級生を次々とMLMに誘っていました。

「今、僕の収入、スゴイんだから」「このお金は全て貯金し、将来、貯めたお金で生活しながら小説を書きたい」

本人は夢を語っているつもりだったのかもしれませんが、私から見たら、ただ実現の根拠が全くない自分の夢を否定するのが怖くて必死にしがみついているようでした。

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But now old friends are acting strange
だけど今では 昔の友達は妙によそよそしく

They shake their heads’ they say I’ve changed
頭を横に振っては「君は変わった」と口々に言う

But something’s lost and something’s gained
そう 確かに何かを失ない 代わりに何かを手に入れてきた

In living every day
日々の生活の中で

(Joni Mitchell / Both Sides Now)
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勧誘になびかない私に彼は「他の子はちゃんと話を聞いてくれるのに○○(私の名前)さんはどうしてそういう態度なの?なんか、雰囲気変わったよね」と言いました。

確かに私は高校卒業後、東京で極貧生活を送ったり海外で治安の悪いところに住んだり、いい人にも悪い人にもいっぱい出会って人間に対する知恵も付き、高校生の頃のままではないはずです。

きっと、失ったものは、innocence。でもその代わり、以前より正確な判断力が付いているはず。彼が指摘する“雰囲気変わった”は、このことなんだろうな、と思いました。

Joni Mitchell / Both Sides Now (邦題:青春の光と影 アルバム「Clouds」収録)

Bows and flows of angel hair
弓や 流れる天使の髪

And ice cream castles in the air
空に浮かぶ アイスクリームの城

And feather canyons everywhere
一面に散る羽毛の峡谷

I’ve looked at clouds that way
雲とは そういうものだと思っていた

But now they only block the sun
でも今や 雲は太陽を遮り

They rain and snow on everyone
人々に冷たい雨や雪を降らす

So many things I would have done
これまで もっとたくさんのことができたはずなのに

But clouds got in my way
雲に邪魔されて何もできなかった

I’ve looked at clouds from both sides now
わたしは 雲をどちら側からも見てきた

From up and down and still somehow
上からも 下からも

It’s cloud illusions I recall
だけど 雲なんて所詮ただの幻影

I really don’t know clouds at all
結局 雲のことなんて何も分からない

Moons and Junes and ferris wheels
月と6月と観覧車

The dizzy’ dancing way you feel
踊って目が回るようなクラクラ感

As every fairy tale comes real
おとぎ話が本当だったころ

I’ve looked at love that way
愛とは そういうものだと思っていた

But now it’s just another show
しかし今や 恋愛はただ噂の的になるだけ

You leave them laughing when you go
別れの場面に 人々は興味深々

And if you care’ don’t let them know
だから 本当に好きな相手のことは ひた隠し

Don’t give yourself away
自分を殺して終わってしまう

I’ve looked at love from both sides now
わたしは 愛をどちら側からも見てきた

From give and take and still somehow
与える側からも 受け止める側からも

It’s love’s illusions I recall
だけど 愛なんて所詮ただの幻影

I really don’t know love at all
結局 愛のことなんて何も分からない

Tears and fears and feeling proud
涙を流したり 恐れを抱いたり 誇りに思ったり

To say “I love you” right out loud
大きな声で「愛してる」と叫んだり

Dreams and schemes and circus crowds
夢と計画とサーカスの観客

I’ve looked at life that way
人生とは そういうものだと思っていた

But now old friends are acting strange
だけど今では 昔の友達は妙によそよそしく

They shake their heads’ they say I’ve changed
頭を横に振っては「君は変わった」と口々に言う

But something’s lost and something’s gained
そう 確かに何かを失ない 代わりに何かを手に入れてきた

In living every day
日々の生活の中で

I’ve looked at life from both sides now
わたしは人生をどちら側からも見てきた

From win and lose and still somehow
勝つ側からも 負ける側からも

It’s life’s illusions I recall
だけど 人生なんて所詮ただの幻影

I really don’t know life at all
結局 人生のことなんて何も分からない

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ちなみにこの曲は、JoniのオリジナルよりJason Falknerのカヴァーの方がオススメ。2001年リリースの「Everyone Says It’s On」のDisc2に収録されています。

Written by mae in: maeanism | タグ:
3 月
19
2004
0

流されてもいいのかな

「~したい!」という自分のこだわりよりも、その時その場で悩まず勢いに押されて決めたことの方が、結果的に良かったりします。

流されてもいいのかな、むしろ、流された方がいいのかな。

Written by mae in: maeanism |
3 月
14
2004
0

ひきこもり

中日新聞日曜版「世界と日本 大図鑑シリーズ」が大好きです。毎週とても面白いです。“学校の教材に役立つ大図鑑”という副題がニクいです。そんな副題付けられちゃ、見逃せません。

さて、今日の日曜版の特集は「ひきこもり」でした。記事の中で「周囲にひきこもりの人がいるか」というアンケートに「いる」と答えている人が29.2%いました。

実は、私もその29.2%のひとりです。私のいとこがひきこもっています。彼はすでに40過ぎで、ひきこもって15年近くになります。

最後にいとこを見たのは5年前、バンクーバーから日本に帰り、伯母さんにカナダのおみやげを渡しに行った時です。駐車場から玄関に向かって歩いていく途中、建物の角の部屋に強い西日が当たってレースのカーテン越しに部屋の中が丸見えになっていたのでふと見たら、そこに無表情で私を見つめるいとこが立っていました。多分、そこがいとこの部屋で、彼はカーテンを閉じているので部屋の中が見えていないと思っていたのではないでしょうか。

カーテン越しに見たいとこは、すでに“おじさん”という風貌でした。それ以前に彼を見たのは15年くらい前だったので、私の中で“青年”だったいとこが、いきなり年を取って現れたようで、かなりビックリしました。

ひきこもりは、大方その家族に問題があると言われています。そのいとこの家庭も問題を抱えています。でも、一番辛いのは、多分本人。すごく苦しんでるんじゃないかな。

思い切って外へ連れ出し、そのまま飛行機に乗せてインドに連れて行き、インド人とビールを飲んで大いに語らい合わせてやりたいです。そうすれば、大抵の悩みやこだわりは吹っ飛ぶのに(どんなに深刻な問題でも、キャツラにかかれば「毎日メシが食べれて屋根の下で眠れる?十分幸せじゃん、悩むことなんてあるのかよ」と怒られる)。

そしてもう一度、自分の足で歩き出す決心をしてほしいのですが・・・。

何もキッカケがなければ、あと5年、10年、それ以上、社会から隔離されたあの部屋でずっと過ごすことになるのでしょうか・・・

Written by mae in: maeanism | タグ:
3 月
10
2004
0

春間近

先週の日曜日の休日出社の代休を取って、運転免許証の更新に行きました。

新岐阜からバスに乗って(ペーパー10年なので、車で行けないのよ)はるばる40分、久しぶりの三田洞の岐阜運転者講習センターです。国外運転免許証を作りに来て以来なので、なんと5年ぶり。

更新受付のところで、「更新手数料と交通安全協会協力金、合わせて4,450円お願いします」と言われました。協力金?なんじゃそら?と思ったので、「ハガキに書いてある更新手数料しか持ってきてません」と言ったら、協力金はあっさり免除してくれました。なーんだ、払わなくてもいいものなのね。“ぼったくり天国”インドでの警戒心が、ここで役に立ちました。(No More Extra Money!)

帰りにモスバーガーに寄って、モスバーガーとミネストローネをいただきました。少しの間、窓の外の下校中の高校生をぼぉーと見ながら、おだやかな時間を過ごしました。

こうして、のんびりするの、久しぶり。初めて、風が暖かくなってきているのに気が付きました。いつも、夜明け前に家を出て、帰りは10時or soだから、まだまだ外は寒いとばかり思ってました。

春、間近です。

Written by mae in: diary | タグ:
3 月
02
2004
4

29歳の誕生日

今日は私の29歳の誕生日です。
Happy Birthday to me♪ 20代もあと1年、ビミョーなお年頃です。

先週、短大の学校パンフの取材で3人の先生にインタビューをしたのですが、その中の一人、女の先生のインタビューで、「学生の卒業後の進路」の話題がいつの間にか「女の人生」になり、彼女の聞き上手に乗せられ(ついでにカメラマンが席を外していて二人っきりだったので)、つい、「頑張り過ぎて、時々しんどくなります。そういう時はquitしないようにスローダウンさせてなんとか乗り切るけど、結構、ツライです」と、胸の内を吐露してしまいました。

そしたら一言、 「あなたぐらいの年頃は、目標に向かってがむしゃらに頑張れる時期じゃない。まだまだこれからよ、頑張って!」 と、励まされました。

そして、彼女が今の教職に就く前の紆余曲折話や、その時悩んだり迷ったりしたことを聞かされ、インタビュー終了の時間が来た頃には、なんだかとっても楽になりました。(結局、1/4は悩み相談に・・・)

陽気なキャナダ人の アンディも同じことを言います。「君は、まだまだこれから。立ち止まらず歩み続ければ、必ず得るものがあるよ」と。

そうなのかなー?そうなんだろうな。だって、彼らがそう言うんだから。
だったら、頑張ってみようかな、と思っています。

Written by mae in: diary | タグ:

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