Webデザイナーに必要な技術(2004-2005版)
今、店頭で販売されている、Web Designing 10月号の「Webデザイナー白書2004-2005」は、Webデザイナー(※)の仕事・スキル・お金・生活などについてさまざまなアンケートを集計した特集となっています。
(※注)ここでいう“Webデザイナー”とは、Webデザイン、コーディング、プロデュース、ディレクション、プログラミングなどWeb制作に携わる全ての職を対象にしています。
この特集は、他の会社のWebデザイナーの状況が分かって、とても面白い内容となっています。その中で特に気になったアンケートを抜粋し、紹介したいと思います。
【Webデザイナーに必要な技術】
■近いうちに習得したい技術は?(複数回答)
1. スクリプト言語・XML 50.9%
2. Flashによるリッチコンテンツの作成(インタラクティブ要素のあるもの) 48.3%
3. CSSとHTMLを完全に分離したデザイン 38.9%
4. 総合的なサイトプロデュース 35.9%
5. 優れたインターフェイス、ナビゲーション設計 34.2%
6. 優れたユーザビリティ設計 30.3%
6. 見栄えのするレイアウト術 30.3%
8. アクセシブルなサイト構築 28.2%
9. 写真の撮影技術 27.8%
10. SEO(検索エンジン最適化) 26.9%
10. 効果的な配色 26.9%
12. データベースの運用 25.6%
13. 英語などの語学 25.2%
14. モバイル用サイトの制作 23.5%
15. W3Cに準拠した記述方法 23.1%
16. 制作時のディレクター業務 22.6%
17. 動画配信 21.8 %
17. blogサイトの構築 21.8%
19. Flashによるアニメーションの作成(インタラクディブ要素のないもの) 20.5%
19. オンラインマーケティング 20.5%
21. 高度なセキュリティ技術 19.7%
22. Web3D 18.4%
23. 高度な画像処理テクニック 18.4%
23. ApacheなどWebサーバの設定・運用 18.4%
25. 効果的なコピーライティング・校正 17.9%
26. オンライン広告 9.8%
27. Shockwave 7.7%
28. その他 3.8%
■近いうちに習得したいスクリプト言語は?
1. XML 44.4%
2. PHP 37.2%
3. ActionScript 33.8%
4. CSS 26.5%
5. JavaScript 26.1%
6. Perl(CGI) 20.9%
7. SQL 16.2%
8. Java 11.1%
9. ColdFusion 10.3%
10. JSP 8.1%
11. ASP 7.7%
12. 基礎的なHTML 6.8%
13. SSI 5.1%
14. Ruby 4.3%
15. Python 3.0%
15. その他 3.0%
ここ1年思うことは、「表面上のデータ(HTML)を作るだけでは、もうこの先プロとしてやっていけないだろう」ということです。今じゃ下手すると中学生・小学生でもかなりのレベルのサイトを“趣味”というスタンスで作ってしまうからです(MTを自分でサーバーにインストールし、Photoshopを使ってプロ顔負けのテンプレートカスタマイズをしている中学生を知ってます)。
だから私達がこれからやっていかなければいけないことは、Webのバックエンドをしっかり理解し、Web上で扱う膨大な量の情報を、いかに管理し、いかに分かりやすくユーザーに提供する仕組みを作るか、ということだと思います。
Webデザイナーが“技術職”である限り、常に進歩するIT技術を追い続けなければいけないという宿命を持っています。キビシー世界です。でも、個人的に付き合っている同業者(ヤツラ)を見る限り、みんなそれぞれ「こだわり屋素質」を持っていて、何かひとつにハマッたら必要不必要関係なく自分の気が済むまでとことんそれを突き詰めていく、そんな奴らばかりです。そういう性分だから、Webデザイナーとしてやっていけるんだろうなぁ(と他人事のように言ってるけど、私も同類)と思わせられます。
【Webコミュニケーションの現状を知る】
■自分の(個人的な)blogサイトを持っていますか?
・持っていて、頻繁に更新している 13.9%
・持っていて、ごくたまに更新している 16.0%
・持っているが、更新していない 12.1%
・持ったことがないが、持ってみたい 32.9%
・持っていないし、これから持つ予定もない 25.1%
■ソーシャルネットワークに参加していますか?(複数回答)
・参加していない 64.5%
・mixi 19.7%
・GREE 10.3%
・orkut 9.4%
・キヌガサ 7.3%
・Friend Map 1.3%
・UUME 0.4%
・Echoo!0.4%
私は人に「インターネットって何?」と聞かれたら、ただ一言、「物理的距離を越えた、便利なコミュニケーション媒体」と答えます。ネット回線のいろいろな使い方はあるけれど、人を主体に考えたら、インターネットの用法はまさにそれに尽きると思うからです。
その観点で考えた、2004年インターネットの一番の変化は「Blogとソーシャルコミュニケーションの流行」です。前者はオープン、後者はクローズタイプの個人情報発信媒体です。それまで敷居が高かった「個人サイト開設」が、これらのツールのおかげで容易になり、これまで優良なリソースを持っていながらも技術がなかった個人に情報開示の場を与えることになりました。今では一つのジャーナリズム媒体として確立されたのではないでしょうか。
私は現時点で、ブログ2つ(サーバーインストール型とASP型それぞれ1つ。このmaeblogはサーバーインストール型です)を運営し、ソーシャルネットワークのアカウントを1個持っています。「Webコミュニケーション媒体として優秀なツールであるなら、仕組みを知っておかないと!」と思って始めましたが、仕組みよりも情報提供することに楽しみを見出してしまってなかなか本来の目的(バックエンドいじり)ができず、困っています(「テンプレートがデフォルトのままじゃん!」といろんな人にお叱りをいただいています。今、来年の進学準備で忙しいので、落ち着いたら作りますよ~)。







