10 月
26
2010
2

日加社会保障協定、日本→カナダへの年金期間の移行方法

先月から、生命保険や年金について調べているのですが、どうしても、「日加社会保障協定The Japan-Canada Social Security Agreement)」にある、

「日本からカナダへの年金期間の移行方法」

が分かりませんでした。

今日、Service Canadaの近くを通る用事があったので、ついでに寄って直接聞いてみたら、

「カナダの年金を受給できる権利のある人は、60~65歳で年金が欲しくなった時点で、『年金ください』という申込書をオタワ(政府)に提出するのだけど、その申込書に日本の“社会保障番号(Social Securiy Number)”を書けば、カナダ政府が日本政府に問い合わせをし、移行できる年金期間を確認して、カナダの年金に追加しますよ~」

とのことでした。(「君まだ若いのに、老後のことを考えてるなんてえらいね~」「若くないです。35歳です」「いや~、35なら全然若いよ。まだ30年あるじゃーん。また分からなくなったら、30年後にまた来てね❤」とも言われました)

でも、「日本に“社会保障番号(Social Securiy Number)”ってあったっけ?」と思って、家に帰ってからさらにネットで調べてみたら、日本人は年金の申込書に“基礎年金番号”を書くということが分かりました。

在バンクーバー日本国総領事館主催 「社会保障に関する日本国とカナダとの間の協定」説明会

ちなみに私は、日本で国民年金を9ヶ月、厚生年金を86ヶ月支払っています。合わせて95ヶ月、7年11ヶ月です。

しかし、リンク先の記事を読むと、「日本の年金加入期間が月単位であるのに対し、カナダ年金制度の加入期間は1年を単位としている」とあります。となると、私の日本での年金は、カナダでは7年とカウントされてしまいます(11ヶ月が消えてしまう!)。

だから来年、日本に帰国した際に、一ヶ月だけ国民健康保険に入って、移行できる年金期間を8年にしようかな、と考えています。(日本で歯医者にも行きたいしね!)

(注: このエントリの記事の内容は、2010年10月26日時点の情報となります。協定内容、年金申告方法など、将来変更される可能性があります。最新情報は、日本年金機構Service CanadaのWebサイトでご確認ください)

Written by may in: finance | タグ:
2 月
19
2009
2

日加社会保障協定

昨日、ファイナンシャルアドバイザーさんに会って、移民後のファイナンシャルプラン(家・子供・保険・年金)について、いろいろ相談に乗って頂きました。

そこで、年金についてかなり時間を割いて話をしたのですが、日加社会保障協定について自分が全く勘違いをしていたことに気付いてしまいました(>_<)。

カナダの年金は、OAS(Old Age Security Pension)とCPP(Canada Pension Plan)の2つあります。

OASは、日本で言う“国民年金”みたいなもので、政府の財源から支払われる年金です。

受給資格は、

・65歳以上
・年金が認められた日の前日の時点で、カナダ市民もしくは永住権を持っていること
・18歳以降、カナダに10年以上住んでいること

受給額は、

・満額(カナダ滞在40年)で、$505.83/月(2008年度。3ヶ月ごとにインフレ率にて調整される)

です。

日本と違うところは、カナダはOASは一般税収を財源としているため、OASに対して保険料を一切納めなくていいことです。年金を支払わなくても、カナダに10年以上住んでいるだけで、OASを受け取ることができます。日本の国民年金は、日本に住んでいるだけでは受給できず、最低25年保険料を納めることで受給できるようになります。日本とカナダ、この点が違います。

勘違いしていたことは、「将来、日本に移住することがあっても、日加社会保障協定があるから、カナダのOAS分を日本の年金の受給金額に課算して受給できるから、大丈夫!」と思っていたのですが、そうではないということでした。

日加社会保障協定とは、日本の国民年金の加入期間とカナダのOASの受給資格期間を相互通算できるという制度です。そうなのです、カナダにはOASに“納入”という概念がないため、相互通算されるのは“期間”であって、“納入額”ではないのです( ゚д゚ )!

ここで例として、

20歳から日本に10年(国民年金納入)
30歳からカナダに30年(滞在)
  ↓
カナダで年金受給、の場合、

10+30=40年(満額)のOASを、カナダで受給することができます。

しかし、

20歳からカナダに30年(滞在)
50歳から日本に10年(国民年金納入)
  ↓
日本で年金受給、の場合、

30+10=40年で、国民年金の25年の受給資格は満たされるけど、10年分の国民年金額しか受け取れません。(なぜなら、日本の国民年金の算出方法が納入年数で決まるため)

ちなみに、私が今後カナダに住むとなると、

8年分の日本の国民年金納入期間は、OASの受給資格年数に加算され、支給が始まる65歳で「43年」となり、なんとか満額受け取れそうです。

だけど、日本に帰る(移住する)となると、そのタイミングによりけりですが、現在、海外転出届を出して納入免除している4年分は減額になります(´;ω;`)。今後10年、20年住めば、その分も減額になります。

日本に帰国してもカナダのOASは受け取れるし、カナダに居ても日本の国民年金を受け取ることが出来ます。もし、日本とカナダを行ったりきたりするようになったら、将来、受給額で高い方を選ぶことになります。(それは、またその時に考えよう~)

OAS紹介ついでに、カナダのもうひとつの年金、CPPについて。

CPPは、日本で言う“厚生年金”みたいなもので、給料から(4.95%)天引きされて保険料が納入され、その財源から支給される年金です。

受給額は、

・18~70歳(もしくはCPP受給開始時)の期間で納入した額を元に算出
・原則、現役の給料の4/1
・最高額$900/月、平均$500/月くらい(2008年度)

です。

あと、RRSPとかTaxfree Saving Accountとかあるけど、その辺はまた次回、ファイナンシャルアドバイザーさんにプラン立てしてもらおうかな~

老後、別に旅行したり贅沢したりしようとは思っていないけど、せめて、相方と私(&ポポ、もしくはポポ2号、3号・・・)、そして子供たちが、困窮しずに、つつましくとも楽しく暮らせる程度の充分なお金を作っていけるよう、今後頑張らなくては!しっかりマネジメントしていかなくては!と思っています。

Written by may in: finance | タグ:

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